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ついに正式に発表されたiPhone SE。今でもiPhone5sなどを利用しているユーザにとっては、どれだけ待ちに待ったことでしょう。

3月24日の予約開始日を過ぎた初の週末、キャリアショップや家電量販店などは予約をしに来た人で、きっとiPhone6sの発売時期と変わらないぐらい賑わっているに違いない。そう思い、都内にある某大型家電量販店を見に行きました。

そこで店員から、びっくりする情報を耳にしたのでした。

1、iPhone SEに群がる人々はかなり多い

Appleストアの店内に入ってみると、各キャリア用のブースは人で埋まっている状態。契約するためのブースに入れない人は、順番待ち用の席で待っている状況。学割向けのキャンペーンも3月末までということも相まって、通常時よりは格段に人が多くなっている状況。

これほどまでに、iPhone SEを求めるユーザがいたのかと驚きました。そして、いつも仲良くさせてもらっている店員に、現在の予約状況を聞いてみたのです。

2、店員「iPhone SEの予約席、実は…」

どの程度の人が、予約に来ているかを率直に聞いてみました。すると店員から

「ほとんどありません。」

との回答をもらったのです∑(・□・；)

今現在、座っているブースは、すべて契約のための席で予約用には別席を設けてあるとのこと。そちらを見ると数人いる程度で、埋まっている契約ブースと比べると、寂しい感じしました。

店員の話だと「予約開始の当日は、数十人の人が予約に来た」らしいのですが、それ以降は、日に数人程度だったそうで、当初予定していた人数を大きく下回ったと言っています。そして週末で増えるだろう来客も、iPhone6sやAndroidスマートフォンの契約に来ていた人であって、iPhone SEを予約する人は、数人程度しかいなかったそうです。

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3、現物を目にすれば変わるのか

iPhone SEの予約受付中というプラカードを持った店員が、大声をあげて売り込んでもその横でiPhone6sを触って契約している人がいます。これはおそらく実機を見ていないせいで、起きている現象ではないかと思います。また学割キャンペーンで、月々のランニングコストが抑えられるのが大きな魅力となっているのではないでしょうか。

確かに本体価格は16GBで54,800円、64GBで62,800円と抑えた金額だったとしても、基本料金などが重なると、どうしても高額になってしまいます。それなら性能がよい方を選ぶという現象が起きていたのかもしれません。

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4、ネットでの予約購入層が圧倒的

どうやら多くのユーザは、iPhone SEの予約をネットで行っているようです。確かにわざわざ店頭に足を運ばなくても、予約開始と同時にネットから注文してしまえば、自宅に居ながら受け取ることも可能です。また店頭で予約や契約をすると、必ずと言っていいほど不要なオプションに入会させられてしまい、無駄な負担がかかってしまうケースもあります。

そういった煩わしさがないのが、ネットで予約や購入する人を増やしている要因なのかもしれません。

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ネットで買うもう一つの理由は、SIMフリー端末を買って月々のランニングコストを抑える作戦だと思います。そうSIMフリー版なら格安SIMでの運用が可能だからです。それだけiPhoneSEは、一括で購入してもいいかなって思える金額だと思います。

iPhone6sのような10万もするような高額な商品ではないため、Apple StoreでSIMフリー端末を購入して、格安SIMで運用をすれば月々の負担を抑えながら2台目のiPhoneを手にすることができるからです。

iPhone SEの発売はいよいよ明日。すでに予約されている方も多いかと思いますが、まずは実機を触って判断しようと思っている方もいるかと思います。ネットでは一度画面の大きなiPhoneを使ってしまうと、iPhone SEには戻れないという声を聞こえています。

それでも、今回の新製品登場はiPhone5cの失敗を乗り越えられるのでしょうか。発売日を過ぎた週末に、店舗の方にまた足を運んでみたいと思います。