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3月28日午前2時頃、ついにiPhoneやiPadなどで利用されているiOS10.3のアップデートが開始されました。

iOS10.3アップデートにまつわる最新の不具合状況はコチラ。

>>iOS10.3にアップデートして不具合がないか実際に検証してみた

特に今回のアップデートについては、iPhoneを探すでAirPodsを探せるようになるとか、Siriで支払いや配車の手配ができるといった内容が、アップデートの詳細として掲載されていますよね。

しかし実は、iOS10.3の新機能の目玉は「体感速度向上アップデート」という風に言われています。

詳細やその他の新機能などについても併せて見ていきましょう。

■iOS10.3新機能の目玉となった「体感速度向上アップデート」の詳細

iOS10.3にアップデート後に、アプリのダウンロードをした際に「あれ？早くなったかな」と感じることがありました。最初は「OS再起動」をしたせいだろうと考えていたのですが、明らかに早くなっているとわかったため、いろいろ調べることにしました。

すると、iOS10.3のアップデートにはファイルシステムの変更が含まれていたのです。ファイルシステムとは、iPhoneが利用しているフラッシュメモリやSDDに最適化されていて、ファイルの読み書きが早くなるというものでした。

そのため、アプリのダウンロード時だけではなくiPhoneの起動すら過去のiOSより5秒近く、起動時間を短縮した結果となっています。

もう一つ、体感速度を向上させる微調整が行われた事をAppleのエンジニアの方が、Twitterでつぶやいています。それは、アプリの起動や終了などのアニメーションを少し短くすることで、キビキビ動作するiOSデバイスになったと言われています。

実際にiPhone7/7 Plusを使ってみても、安定している上にプチフリすることもなく、アプリの起動や終了することができるようになっています。

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こうした細かい修正が、iPhoneをさらに快適にしてくれるのでしょう。

■iOS10.3で内蔵ストレージの空き容量が増えた

ネットでも既に話題になっていますが、iOS10.3にアップデートする前とした後で、内蔵ストレージの空き容量が増えているという声が上がっています。

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実際に3GB近く、空き容量が増えておりアニメーションの改善などの結果、大きくデータ容量を解放することができたものと思われます。

特に容量の少ないモデルでは、空き容量が増えることは非常に喜ばしいことと言えます。できるだけ、アプリをインストールしないようにしたり、持ち歩きたい音楽データを諦めたりしていた人にとっては、ちょっとした朗報と言えるでしょう。

その他にも細かい新機能がiOS10.3では公開されていますので、詳細は下記もご参照くださいね。

関連：iOS10.3の新機能一覧まとめ

■iOS10.3にアップデートするか迷ったら…

アップデートについては、過去から利用しているアプリが起動しなくなるなど、リスクがあると躊躇される方もいるかと思いますが、今回のアップデートのように大きな更新ではないと言われていても、実際は細かい微調整やチューニングがされていることがあるので、できるだけアップデートをしていくようにしましょう。

iOS10.3もリリース直後はアップデート不具合が出ると一部で話題になりましたが、公開から時間も経った今では不具合状況も改善されているようです。

▼iOS10.3のアップデート不具合は改善された？

また細かいセキュリティ対策や、脆弱性の改修なども行われているため、できるだけアップデートを行い安全でセキュアな環境で、利用できるようにすることがアップデートの意味でもあるので早い段階でアップデートを実施するようにしましょう。

■iOS10.3の評価レビュー総括

アップデートして体感速度が変わったことが、一番びっくりしました。はじめは、自分の錯覚かと思っていたからです。でも明らかにApp Storeでアプリをアップデートとした際にかかっていた時間を待たずして、アップデートが終了することからやっぱり早くなっているということが確認できました。

今のところアップデート時にも、文鎮化することなく無事に全機種アップデートできたし、さらにApple Watchなどの更新も安定して実施することができました。

>>【iPhone/iPad】iOS10.3対応機種一覧まとめ

さらにネットでは、早くもiOS10.3.2ベータ版が開発者向けに公開されていることから、近いうちにiOS10.3.2が、公開されるかもしれませんね。